女優の藤原紀香さんは、冬でも暖房を一切つけず、加湿器だけで過ごすのだそうです。
「加湿器をつけると暖かいの?」と質問が飛びそうですが、今回は「加湿器があれば紀香さんのような美肌&美ボディが手に入るの?」という方向で、加湿器のもたらす美容・健康効果について考えたいと思います。
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以前、『なんと湿度60%を保つのが秘訣!? 「枯れない肌」対策5つ』でご紹介しましたが、湿度は60%の状態が肌にとって乾燥しない最もよい環境。湿度が60%を切ると、皮膚から水分がどんどん蒸散されてしまい、乾燥肌の原因になってしまいます。
それだけでなく、湿度が下がるとウイルスなどの病原菌の活動が活発になるため、インフルエンザや風邪にかかりやすい環境を作ることにも。
だからといって、逆に湿度が高すぎるとカビなどの原因にもなりかねませんが、そこは加湿器の手入れをしっかり行い、使い方を間違えなければ問題なし。それよりも、湿度を高く保つことによるメリットはたくさんあるのです。
では早速、加湿器による美容・健康効果をご紹介します!
■1. 寒さ対策
加湿器がついていると、体感温度が上がると言われています。藤原紀香さんの“暖房付けない理論”もこれで納得。
■2. 保湿対策
乾燥はすべての肌トラブルの原因とも言われています。湿度を高めることで、肌への保湿効果もグンとアップ。理想的な湿度をキープすれば、肌コンディションも好調に。
■3. 粘膜の乾燥予防
風邪はのどや鼻から来るケースも多いのですが、その原因は粘膜の乾燥。加湿することで粘膜の乾燥を防ぐので、加湿器があるだけで風邪対策にも!
■4. ウイルス感染予防
前述したように、湿度が低いところが快適なウイルス。高い湿度を保つことで、インフルエンザや風邪のウイルスにとって活動しづらい状況を作ります。
まさに、寒さ対策・美容・健康について満たしてくれるのが加湿器の効果! ちなみに、暖房器具がある場合も、加湿器と併用するのがオススメです。
特に、電気をエネルギーとする暖房器具は、室内が乾燥しやすいので要注意。(エアコンなど)石油・ガスファンヒーターなどの暖房器具は室内が乾燥しにくいのですが、一定の湿度を保つのは難しいので、やはり加湿器があったほうがベターなのです。
加湿器がない場合は、濡らしたタオルや洗面器に水をはって置いておくだけでも周辺の湿度は上がると言われています。特にのどが乾燥しがちな就寝時などに、ベッドの脇や枕もとに置くなどして、試してみてくださいね。