うるおい効果の高い観葉植物を選ぶポイントは?

植木鉢やプランターに入れた水を根が吸い上げ、葉っぱから蒸発していくことで室内が加湿され、冬は熱を放出するので気温の低下を防ぎ、温熱快適性も向上するという仕組み。この蒸発作用は、冬の乾燥した室内の湿度を、快適といわれる湿度50%~60%に上昇させることがあるとされています

HOME  >> ちょっときになるコラム・記事 >> うるおい効果の高い観葉植物を選ぶポイントは?





2012/0/29 MSNより

加湿器はもういらない!? うるおい効果の高い観葉植物を選ぶポイントは?


オシャレな空間も演出できちゃいますね。

風邪やインフルエンザが流行する乾燥した冬。とくに、女性にとって肌の乾燥が気になる季節です。乾燥を防ぐために加湿器を使うのもひとつの手ですが、自然のパワーを使った乾燥対策を取り入れてはいかがでしょう?

おすすめしたいのが、観葉植物を室内に置くこと

乾燥対策とどんな繋がりがあるの?とギモンに思うかもしれませんが、実は、観葉植物には自然の加湿効果もあるんです。

植木鉢やプランターに入れた水を根が吸い上げ、葉っぱから蒸発していくことで室内が加湿され、冬は熱を放出するので気温の低下を防ぎ、温熱快適性も向上するという仕組み。この蒸発作用は、冬の乾燥した室内の湿度を、快適といわれる湿度50%~60%に上昇させることがあるとされています。

さらに、植物が放出する水分は完全な蒸留水なので、加湿器で気を付けないといけない水垢やバクテリアの発生を心配する必要もないのです。植物が水分を蒸散することで、空気に潤いを与え湿度までコントロールしてくれるなんて、この時期とても嬉しいですよね。

成長が早く水を吸い上げる力が強い植物や、葉っぱの面積が大きい植物ほど、より多くの水分が蒸発するので加湿効果も高まります。例えば、椰子系のアレカヤシや、葉っぱの面積が大きいウンベラータといった植物は簡単にも育つのでおすすめです。

より加湿効果を高めたい場合は、葉っぱを霧吹きなどで濡らしたり、鉢土からの蒸発も保湿効果があるので、いくつも植物を置いてみるのも良さそうですね。時間を決めて水やりや霧吹きをすると、蒸散活動が活発化していきますよ。

加湿効果のほかにも、植物の緑は人の目を心地良く刺激してくれます。健康に有効とされる成分「フィトンチッド」を放出し、脳内のα派を増大させリラックス効果を与えるとされています。また、植物を光にあてることで光合成が起こり、キレイな空気(酸素)も作り出してくれますし、シックハウスの主な原因とされているホルムアルデヒドなどの揮発性有害物質やカビや細菌・ちりほこりも吸収してくれます。

この冬は、クリーンでうるおいたっぷりの観葉植物とともに、癒しの時間を過ごしてみませんか?

(山口麻希子/マイロハス



powerd by 楽や
Supported by 楽天ウェブサービス







Copyright © 2005 e-Shopping All rights reserved.